0才で受ける予防接種
お子さまが1才になるまでに受ける予防接種の種類と標準的な接種開始時期は次の通りです。
定期接種(予防接種手帳で受けるワクチンで無料です)
- ヒブワクチン 生後2か月から 3回
- 肺炎球菌ワクチン 生後2か月から 3回
- B型肝炎ワクチン 生後2か月から 3回
- 4種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)ワクチン 生後3か月から 3回
- BCG 生後5か月から8か月の間に接種 大阪市では保健センターで集団接種
任意接種(定期接種以外のワクチンです)
- ロタウイルスワクチン 生後6週から
以上のように、生まれて初めての予防接種からから1才になるまでに受ける予防接種は、種類も多く 混み合っています。
当院では生後2か月で 定期接種の肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンからスタートすることをおすすめしています。 任意接種で費用がかかりますが ロタウイルスワクチンの同時接種もすすめています。
スケジュールを作るのは難しいと思いますので、初めて予防接種を受けられるときに、ご家族のご希望に合わせて個別にスケジュールを作ります。
一般的なワクチンでは、複数のワクチンを同時接種しても、それぞれのワクチンの有効性や安全性には問題ないことがわかっており、1回に接種できるワクチンの本数や組み合わせに制限はありません。
当院では、ご家族のご希望を尊重させていただきますが、通院の負担などを考え 複数ワクチンの同時接種をおすすめしています。
1才からの予防接種
1才になってもまだ多くのワクチンを接種します。
1才になったら早期に、MRワクチンを接種していただきますが、この時にスケジュールの相談をします。
定期接種
- 麻しん風しん混合(MR)ワクチン 2歳になるまでに1回 と 就学前の1年間に1回
- ヒブワクチン 3回目から7か月以上あけて
- 肺炎球菌ワクチン 3回目から60日以上あけて
- みずぼうそう(水痘) 3か月以上あけて 3歳になるまでに 2回
- 日本脳炎 3歳で2回 4歳で1回 小学4年で1回
- 2種混合(ジフテリア・破傷風)ワクチン 小学6年で1回
- (子宮頚がん予防ワクチン 現在積極的にはすすめていません)
任意接種
- おたふくかぜワクチン
- インフルエンザワクチン
以上のように 多くのワクチンを接種しなければならないのですが、体調不良や忘れたりで受けていないワクチンがあるお子さんもおられます。今からでも打てるワクチンもありますので、ご相談ください。
前田こどもクリニック | 小児科
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